リハ協ブログ2018年5月31日より転載
わが国のセコム株式会社が開発した食事支援ロボット「マイスプーン」は世界的に有名ですが、海外にも同じような食事支援ロボットを開発した企業があります。米国のデザイン社の開発した「Obi(オビ)」は、やはり、両手を使えない障害者の食事を支援してくれます。
両者ともに見た目はよく似ていますが、マイスプーンが食物をスプーンとフォークで掴んで口まで運んでくれる方式ですがObiはスプーンで掬う方式です。
専用の食器が必要なことも同じで、マイスプーンは、弁当箱のような食器の区画にあらかじめ食物をもっておきますが、Obiは小さな窪みのついたプレートを使います。
スイッチを押すと順番に各区画から食物を口まで運んでくれるところもよく似ています。
値段は、マイスプーンは38万円から、Obiは、5,950ドルからとなっています。
比較してみるとおもしろいかもしれません。(寺島)
マイスプーンのサイト
https://www.secom.co.jp/personal/medical/myspoon.html
Obiのサイト
https://meetobi.com/