[米国]障害者団体が歩道の放置電動スクーターに関してサンディエゴ市などを訴え

リハ協ブログ2019年4月3日より転載

nprニュース2019年3月4日版によれば、障害者団体が歩道の放置電動スクーターに関してサンディエゴ市と電動スクーター運営会社3社を訴えたとのことです。

問題の電動スクーターは、いわゆるスタートアップタイプのもので、ハンドルのついたキックボードのような形をしており、立ち乗りをして移動します。昨年あたりから、全国の都市に普及してきました。電動スクーターは、街角に置かれており、スマホの専用アプリで自分の近くにあるスクーターを探し、バーコードを読み取ったり、コード番号を入力することで、1ドルでキーロックを解除でき、その後は1分あたり15セントで利用できるというもので、利用が終わればどこでも乗り捨てられるという安価さと便利さが受けて台数を増やしています。

この訴訟では、歩道、横断歩道、隅切りのスロープなどにスクーターを置いたり、歩道を走行することを禁じる裁判所命令を求めています。これらの行為は、障害者の公共通行権を侵害しており、歩行者も怪我の危険にさらされているとしています。

詳しいことは、下のサイトをご覧ください。

https://www.npr.org/2019/03/04/698768297/disability-rights-group-sues-san-diego-over-scooters-on-sidewalks

また、告訴状は、下のサイトにあります。

https://assets.documentcloud.org/documents/5690647/MONTOYA-City-of-SD-Complaint-Class-Action.pdf

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