[厚生労働省]障害者雇用に関する優良な中小事業主の認定マーク・愛称を公募

リハ協ブログ2019年12月29日より転載

令和元(2019)年12月25日、厚生労働省は、障害者雇用の取組が優良な中小事業主が使える認定マークのデザイン・愛称の募集を開始しました。

この認定マーク制度は、令和元年6月14日に改正された障害者の雇用の促進等に関する法律(障害者雇用促進法)に規定されている、障害者雇用に関する優良な中小事業主(常用労働者300人以下)を認定する制度で、一定の認定基準をクリアした場合に認定されます。

認定基準として、①評価基準にもとづく評価点が20点(特例子会社は35点)以上(取組関係で5点以上、成果関係で6点以上、情報開示関係で2点以上を得ること。)、②実雇用率が法定雇用率を下回らないこと、③障害者(A型事業所の利用者は含まない。)を雇用していること、④障害者雇用促進法及び同法に基づく命令その他関係法令に違反する重大な事実がないこと、などが示されています。

認定を受けた事業主は、今回の募集で決定した認定マークを商品、広告、名刺、書類などにつけることができ、障害者の雇用の促進・安定に関する取組が優良な企業であることをアピールできるなどの特典があります。

この規定は、令和2(2020)年4月1日に施行されますので、このタイミングでの募集になったようです。

募集内容は、①障害者雇用促進法に基づく認定を受けた事業主の認定マーク、②障害者雇用促進法に基づく認定を受けた事業主を表す愛称(どちらも、障害者がいきいきと活躍できるような明るいイメージのある、分かりやすく親しみやすい作品)です。

応募締切は、令和2年1月24日(金)当日消印有効となっています。

詳しくは、下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08634.html

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