[厚労省]令和元年の障害者雇用状況の集計結果を公表

リハ協ブログ2019年12月27日より転載

令和元(2019)年 12 月 25 日、厚生労働省は、令和元年の障害者雇用状況の集計結果を公表しました。この集計は、「障害者の雇用の促進等に関する法律」(障害者雇用促進法)に基づき、毎年6月1日現在の身体障害者、知的障害者、精神障害者の雇用状況について、障害者の雇用義務のある事業主などに報告を求め、それを集計したものです。

集計結果の主なポイント次のとおりです。

<民間企業>(法定雇用率 2.2%)

○雇用障害者数、実雇用率ともに過去最高を更新。

  • 雇用障害者数は 56 万 608.5 人、対前年 4.8%(2 万 5,839.0 人)増加
  • 実雇用率 2.11%、対前年比 0.06 ポイント上昇

○法定雇用率達成企業の割合は 48.0%(前年比 2.1 ポイント上昇)

<公的機関>(同 2.5%、都道府県などの教育委員会は 2.4%)※( )は前年の値

○雇用障害者数はいずれも対前年で上回る。

  •  国 :雇用障害者数 7,577.0 人(3,902.5 人)、実雇用率 2.31%(1.22%)
  • 都 道 府 県 :雇用障害者数 9,033.0 人(8,244.5 人)、実雇用率 2.61%(2.44%)
  • 市 町 村:雇用障害者数 2 万 8,978.0 人(2 万 7,145.5 人)、実雇用率 2.41%(2.38%)
  • 教育委員会:雇用障害者数 1 万 3,477.5 人(1 万 2,607.5 人)、実雇用率 1.89%(1.90%)

<独立行政法人など>(同 2.5%)※( )は前年の値

○雇用障害者数及び実雇用率のいずれも対前年で上回る。

  • 雇用障害者数 1 万 1,612.0 人(1 万 1,010.0 人)、実雇用率 2.63%(2.54%)

詳しくは、下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www.mhlw.go.jp/content/11704000/000580481.pdf

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