[バリアフリー]FDAが車椅子対応エレベーター付パッセンジャーステップ車の運用開始

リハ協ブログ2020年1月10日より転載

令和元(2019)年12月24日、(株)フジドリームエアラインズ(略称FDA)は、日本初 となる『車椅子対応エレベーター付パッセンジャーステップ車』の運用を2019年12月24日から名古屋空港(小牧)で開始することを発表しました。

『パッセンジャーステップ車』とは、航空機に搭乗・降機する際に使用する階段(ステップ)がついた専用車両で、名古屋空港(小牧)など、搭乗橋(ボーディングブリッジ)の無い駐機場で使用されています。

これまでは、車イスを使用する乗客は、ボーディングブリッジが使えない場合、ステップ車に備え付けられた昇降用リフトを利用するケースが主流だったものを、この新しい『パッセンジャーステップ車』を利用すると、エレベーターで搭乗口の高さまで移動できるとのことです。

同社が、(株)MHIエアロスペースプロダクション(略称MAP)と共同で開発したとのことです。

海外の空港では、ボーディングブリッジがない場合、車イス利用者は荷物用リフトに載せられたり、頑丈な空港職員に抱えられたりして航空機に乗ることがよくあります。このようなタラップがあると画期的だと思います。

詳しいことは下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www.fujidream.co.jp/company/press/doc/191224_4.pdf

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