[ブルネイ]政府が障害者雇用調査を実施

リハ協ブログ2020年1月12日より転載

2019年12月3日付のThe Scoop紙に、国連障害者デーにあたりDato Hj Aminuddin Ihsan(R)文化青年スポーツ大臣が寄稿しており、ブルネイの障害者施策について述べていますのでご紹介します。

同大臣によれば、現状では、ブルネイ政府はつぎのような障害者施策を実施しているとのことです。

  • 障害年金の給付
  • ガイドラインにもとづき新しい建物をアクセシブルにすることを定めた建築基準指令にもとづく各法令の施行。
  • 雇用や自営を促すための訓練や機会を提供。例えば、障害者や高齢者の作った製品の販売促進や、政府を含む施設内のスペースの提供。
  • 点字や手話によるワークショップなどコミュニケーションプログラムの実施。
  • パラアスリートの育成。

また、現在、政府部門と民間部門で雇用されている障害者の情報を収集するための調査を実施しているとのことです。さらに、この調査の第2フェーズとして、地域社会での障害者の参加情報を収集するための調査を実施する予定であるとのことです。

それ以外に、障害者が仕事、勉強、レクリエーションを行う複合施設の建設を計画しているとのことです。

記事は下のサイトにあります。
https://thescoop.co/2019/12/03/creating-a-more-inclusive-society-for-people-with-disabilities/

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