令和2(2020)年3月31日、国土交通省は、公共交通機関の「バリアフリー整備ガイドライン(旅客施設編・車両等編)」を改訂しました。同ガイドラインは、前回平成30年度3月に改訂されましたが、「視覚障害者の誘導案内」は検討すべき課題の一つとして残されていました。
そこで、国土交通省は、令和元年8月1日に設置した「移動等円滑化のために必要な旅客施設又は車両等の構造及び設備に関する基準等検討会」の検討結果を反映させ、加えて、ユニバーサルデザインタクシーのスロープ等のバリアフリー設備の技術向上等を踏まえて、再度バリアフリー整備ガイドラインを改訂したとのことです。そのため、今回の主な改訂内容は、①視覚障害者のための案内設備、②ユニバーサルデザインタクシーのスロープの耐荷重の2つとなっています。
具体的には、次のとおりです。
①視覚障害者の誘導案内
②ユニバーサルデザインタクシーのスロープの耐荷重
ユニバーサルデザインタクシーに搭載する車椅子乗降用のスロープの耐荷重を300㎏以上に標準化する。(改訂前は耐荷重200㎏以上を標準、300㎏以上を推進)
詳しくは、下のサイトをご覧ください。(寺島)
http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo09_hh_000234.html