[厚労省] 国の行政機関の障害者の採用・定着状況等特別調査の集計結果を公表

令和2(2020)年9月10日、厚生労働省は、令和2年6月1日現在の国の行政機関の「採用・定着状況等特別調査」の集計結果を公表しました。

「公務部門における障害者雇用に関する基本方針」に基づき取組を進めた障害者採用計画の終期(令和元年12月31日時点)には、障害者採用の不足数は全機関で0となりましたが、今回の集計結果は、その後の取組状況を含め、令和2年6月1日現在の採用・定着状況等を集計したものです。

集計結果の主なポイントは、次のとおりです。
(平成30年10月23日~令和2年6月1日までに採用された障害者を対象)

・ 採用者数 5,786.5人(実人員では5,268人)
・ 離職者数は実人員で 876人(定着率 83.4%)
 なお、非常勤職員の離職者815人のうち、期間満了による離職が357人(43.8%)であるが、年度末の更新における任期満了による離職が大きく増加した。
・ 在職障害者に対する「職場等の満足度に関するアンケート調査」では、「現在の府省で働いていることの全体評価」について、90.3%が「満足」、「やや満足」と回答。
 また、仕事内容や職場環境などの各項目については、7割以上が「満足」、「やや満足」と回答するとともに、「不満・やや不満」と感じている点として、「休憩スペース」「遠慮なく相談出来る環境」「障害特性に合った業務分担・業務指示」等が挙げられるなど、前回調査と大きな傾向の変化はない。

詳しくは次のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_13257.htmlm

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