[ラオス]フィリピン政府が障害者女性開発センターにバイオガスシステムを寄贈

フィリピン外務省によれば、2020年9月11日、ラオスのビエンチャンにあるフィリピン大使館は、SCKグループラオス(SCK Group Laos)の支援を受けて、ホームバイオガスシステムをラオス障害者女性開発センター(Lao Disabled Women’s Development Center:LDWDC)に寄贈しました。

このホームバイオガスシステムは、食品廃棄物等をバクテリアによって分解し、調理用ガスと液体肥料を生成します。同センターに住む70人のスタッフと研修生に1日7時間分の調理ガスを生成することができるとのことです。小型自動車の車輪を取ったくらいの大きさです。

LDWDCは、障害者法が可決された後の2001年に設立され、障害のある女性に縫製や織り物などの職業技能や生活技能を訓練しています。

SCKグループは、石炭や液化石油ガスへの依存を減らし、廃棄物を最小限に抑えることを目的として、ラオスの家庭、学校、企業にホームバイオガスシステムを提供しています。

詳しくは下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://dfa.gov.ph/dfa-news/news-from-our-foreign-service-postsupdate/27679-ph-embassy-sck-group-laos-donate-home-biogas-system-to-lao-disabled-women-s-dev-t-center

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