[UN]第23回会期障害者権利委員会

2020年8月17日~9月4日まで開催されていた第23回会期障害者権利委員会が終了しました。

今回の委員会は、コロナウィルスの影響で初めてリモートで行われ、政府報告(Report)に対する課題リスト(List of issues)の検討と採択、総括所見(Concluding observations)対するフォローアップ報告書の採択、脱施設化を支援するためのワーキンググループの設立、障害者のための働く権利についての総合評価作成のための作業継続、第24回会期の議案採択等について議論されました。また、コロナにウィルスに対する対応についても話題になっています。

第24回会期委員会は、2021年3月8日から26日までジュネーブで開催され、バングラデシュ、ジブチ、エストニア、フランス、ジャマイカ、ベネズエラからの第1回報告書を検討する予定とのことです。ただし、対面式の会合の開催ができない場合は委員長の判断で別の方法をとることとしています。

なお、同委員会委員であった日本代表の石川准静岡県立大学教授は、今回の委員会で任期を終えられました。

詳しいことは、下のサイトをご覧ください。(寺島)
障害者権利条約のサイト:
https://www.ohchr.org/EN/HRBodies/CRPD/Pages/CRPDIndex.aspx
第23回会期のプレスリリース:
https://www.ohchr.org/EN/NewsEvents/Pages/DisplayNews.aspx?NewsID=26210&LangID=E

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