[タイ] 無料タクシーサービスを継続

バンコク・ポスト紙(2020年10月12日04:30))によれば、バンコク都庁(Bangkok Metropolitan Administration:BMA)は、障害者のための無料タクシーサービスを継続することにしたとのことです。

このサービスは、2012年12月5日のプミポン国王陛下の誕生日を祝うために始まり、10台のタクシーバンで始まりました。現在は30台が運行されています。年間1億4000万バーツを超える費用がかかるとのことで、BMAがサービスの予算の70%を、Krungthep ThanakomというBMA傘下の企業が30%を負担しています。

しかし、Covid-19のパンデミックの中で税収が減ったことから、BMAは9月いっぱいでこのサービスを終了することとしました。しかし、月に4,000〜6,000人のユーザーがいるため、Aswin Kranwmuang知事が事業の継続を決めたとのことです。当面は2か月間の延長することとし、その後は、BMAの交通運輸局に継続するための方法を見つけるよう指示したとのことです。

このタクシーバンには、車椅子利用者2名分のスペースと2名分の座席があり、訓練を受けたスタッフが乗車しているとのことです。

また、週7日、午前6時から午後10時までサービスを提供しており、高齢者や障がい者は少なくとも1日前までに座席を予約する必要があります。

リフトが必要な、病院、政府機関等へ行く乗客が優先されます。Krungthep Thanakomの記録によると、このサービスは1か月あたり約1,600回、1日あたり平均50回の移動に利用されているとのことです。また、毎月平均800人が順番待ちリストに登録されているとのことです。

詳しくは、下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www.bangkokpost.com/thailand/general/2000447/new-lease-on-life-for-taxi-service(バンコク・ポスト紙)
https://www.facebook.com/nbtworld/photos/a.10151714100817050/10157512707067050(タイ情報局)

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