[EU]「障害者権利戦略2021-30」のロードマップを公表

2020年10月16日、欧州委員会(EC)は、2021年第1四半期に採択されることになっている「障害者権利戦略2021-30(Strategy on the Rights of Persons with Disabilities 2021-2030)」のロードマップを発表しました。

この戦略は、今後10年間で欧州連合(EU)が障害者の権利を向上させるための方法を示すもので、法律、プログラム、行動等を含んでいます。

EUROSTAT統計(EU-SILC 2018)によれば、EUには、なんらかの障害をもつ在宅の16歳以上の人が約8,700万人おり、貧困や労働、教育、健康、アクセス等における社会的排除の重大なリスクに直面しているという認識により、新しい戦略は、障害者の社会的および経済的インクルージョンと参加の確保を目的としています。

ロードマップは、ECが新しい法律や政策を提案する際に踏むプロセスの1つで、新しい法律または政策の範囲、既存の法律または政策の評価、関連する既存の法律や政策の評価について情報提供するものです。

このロードマップについては、2020年10月15日~2020年11月12日の間、パブリックコメントを募集していました。

詳しくは下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://ec.europa.eu/info/law/better-regulation/have-your-say/initiatives/12603-Union-of-Equality-European-Disability-Rights-Strategy

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