[国交省]道路の移動等円滑化に関するガイドラインを改定

令和4(2022)年6月9日、国土交通省は、「道路の移動等円滑化に関するガイドライン」を改定しました。

本ガイドラインは、道路移動等円滑化基準に基づきユニバーサルデザインを目指した道路空間を形成するために活用することを目的として策定されています。

本年3月に改訂されていましたが、本年4月に、奈良県内で視覚に障害のある女性が踏切内で列車に接触して亡くなられたことをうけ、急遽改訂されました。視覚障害者団体、学識経験者の意見を聴いたとのことです。

改定内容は次の通りです。

〇踏切道での視覚障害者の誘導について、以下の整備内容を明確に規定 
 ①積極的な整備を求める内容として踏切手前部に視覚障害者誘導用ブロックを設置すること
 ②さらに高い水準として望ましい整備内容として視覚障害者が踏切の外にいると誤認することを回避するため、踏切内に表面に凹凸のある誘導表示等を設置すること
〇誘導用ブロック等の設置図を追加
〇奈良県大和郡山市の事例を追加

詳しくは下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_001563.html

menu