[ニュージーランド]犯罪レポートを公表

2022年6月28日、ニュージーランド法務省は「犯罪と被害者調査報告書第4期(2020年11月-2021年11月)(New Zealand Crime and Victims Survey Cycle 4 (November 2020-November 2021) )」を公表しました。

同調査は、全国の15才以上の人を無作為に抽出し、過去12か月の経験を直接面談して調査しました。

報告書では、犯罪発生率、被害者の特徴、性被害、家族による犯罪、DV、COVID-19による影響、警察への通報等について報告されています。

障害者については、次のような内容が示されています。

  • 障害者は全体として犯罪に会う可能性がかなり高い。
  • 15-29歳の障害者の55%は過去12か月に犯罪被害にあっていた。(平均は30%)
  • 障害のある成人は、性的暴行やDVを経験するリスクが高い。
  • 障害のある成人は、障害のない成人の3倍以上の確率で、家族による犯罪を経験した。

なお、本調査では、障害者の定義として、ワシントングループのショートセットを使っているとのことです。

詳しくは、次のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www.justice.govt.nz/justice-sector-policy/research-data/nzcvs/resources-and-results/

menu