[UN]第15回CRPD締約国会議開催

第15回障害者権利条約締約国会議(15th Conference of States Parties to the Convention on the Rights of Persons with Disabilities: COSP15)が、2022年6月14日から16日までニューヨークの国連本部で開催されました。

2006年12月13日の決議61/106によって国連総会によって採択された障害者権利条約(Convention on the Rights of Persons with Disabilities: CRPD)は、第40条で、「締約国は、この条約の実施に関する事項を検討するため、締約国会議において定期的に会合する」と定めており、同条約が発効した2008年以来、締約国会議がニューヨークの国連本部で開催されてきました。

今回の会議のテーマは次のとおりです。

全体テーマ:コロナ以後の障害者インクルーシブで参加型の社会の構築

サブテーマ1:障害者の権利を推進するイノベーションと技術
サブテーマ2:障害者の経済的エンパワーメントと起業家精神
サブテーマ3:気候変動対策、災害リスク軽減、自然災害からの回復における障害者の参加

会議は、一般討論に続いて、各サブテーマについてのラウンドテーブルが実施されました。

第3ラウンドテーブルの「気候変動対策、災害リスク軽減、自然災害からの回復における障害者の参加」には、日本から聴覚障害のある弁護士田門浩さんが参加されました。

また、障害者権利委員会委員の改選も行われました。

会議中には、多くの団体によるサイドイベントも開催されています。日本からは、JICA、日本財団、メインストリーム協会等が参加されています。

詳しくは下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www.un.org/development/desa/disabilities/conference-of-states-parties-to-the-convention-on-the-rights-of-persons-with-disabilities-2/cosp15.html

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