[オーストラリア]障害改革大臣会合を開催

2022年7月29日、障害改革大臣会合(DISABILITY REFORM MINISTERS' MEETING: DRMM)が首都キャンベラで開催されました。

同会合は、オーストラリア障害戦略(Australia's Disability Strategy)や全国障害保険制度(National Disability Insurance Scheme: NDIS) などを通じて、障害者政策とその実施における国家的改革を推進するために、障害政策を担当する連邦、州および準州の大臣によるフォーラムで、「2013年全国障害保険制度法(National Disability Insurance Scheme Act 2013)」に定める「大臣評議会」に相当します。

公式声明によると、同会合では、次のことが確認されたとのことです。

  • 安心して病院から退院できるために退院プランナーを設置すること等について合意をする。
  • ワクチン接種率の向上等COVID-19 対策の改善
  • NDISに対する不服申し立てを減らすためのさらなる取り組み
  • NDIS を軌道にのせるためのスキームの設計、運用、および持続可能性などを障害者コミュニティなどと協議すること
  • NDIS プロバイダーによる詐欺行為と犯罪行為の取り締まり
  • 障害者企業 (ADE) で働く16,000 人の障害者の雇用の質の向上を支援

詳しくは下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www.dss.gov.au/our-responsibilities/disability-and-carers/programmes-services/government-international/disability-reform-council

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