[ニュージーランド]「選挙アクセス基金」の設立に関するパブコメを募集

2022年7月19日、選挙管理委員会は、議会選挙に立候補する障害者を支援するための基金「選挙アクセス基金(Election Access Fund)」の設立に関するパブリックコメントの募集を開始しました。

立候補した際の手話通訳者への支払いや、イベントや会議へのアクセス可能な交通手段など障害に伴う追加の費用について、100 万ドルの基金から助成金を交付します。

選挙管理委員会は、「2020年選挙アクセス基金法(Election Access Fund Act 2020)」に基づき、選挙アクセス基金の設立と運営を担当しています。基金は今年9月に運用を開始し、申請を開始する予定です。

パブリックコメントでは、障害者、障害者団体、政党等に対して、助成金を申請できる資格、助成対象、申請方法等について意見を求めています。

同委員会の案では、申請資格は、総選挙または補欠選挙に候補者として立候補するか、または候補者として選出を求めている障害者であり、障害のない人が経験しないバリアに直面していることとなっています。ここでの障害者については、障害者権利条約第1条の定義を用いています。

詳しくは下のサイトをご覧ください。

パブリックコメント募集期間は2022年7月18日から8月14日となっています。(寺島)
https://elections.nz/media-and-news/2022/consultation-opens-on-election-access-fund/

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