[国交省]「道路空間のユニバーサルデザインを考える懇談会」開催

令和4(2022)年12月2日、国土交通省は、令和4年度第1回「道路空間のユニバーサルデザインを考える懇談会」を開催しました。

同懇談会は、交通バリアフリー法ができた平成12年に設置され、必要に応じて開催されてきました。今回は、令和2年度から再開されています。

令和4年度のテーマは、令和4年6月に改定した「道路の移動等円滑化に関するガイドライン」において積み残しとなっていた踏切道等における視覚障害者誘導対策について検討することです。

同懇談会の下にガイドライン作成にあたっての視覚障害者誘導対策などの継続検討課題を検討・整理する「踏切道等における視覚障害者誘導対策ワーキング・グループ」を設置し、そこでの議論を踏まえ、ガイドラインの内容について審議するとしています。

具体的な検討内容はつぎのようになっています。

①踏切内に設置する「表面に凹凸のついた誘導表示等」の構造
②踏切内の路面の材質(周辺道路と異なる仕様にする)
③隅切のある歩車道境界での誘導用ブロック設置方法の再検討
④歩道が設置されていない道路における視覚障害者誘導の在り方

令和5年2月には、ガイドライン改定案を作成し、パブリックコメントを経て、令和4年度内にガイドラインを改定するとのことです。

詳しくは下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www.mlit.go.jp/road/ir/ir-council/universal-design/

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