[オーストラリア]障害部門での労働力を確保するために250万ドル超を支出

西オーストラリア州の障害サービス大臣(Disability Services Minister)ドン・パンチ(Don Punch)氏は、2022年12月13日、障害部門での労働力を確保するために250万ドルを超える資金を支出することを発表しました。

財源として、障害労働力開発・維持基金(Workforce Development and Retention Fund)を使い、全国障害保健制度(National Disability Insurace Scheme: NDIS)の13のサービス提供事業者を支援します。資金の3分の2を地方でサービスを提供する提供者に、3分の1を大都市の提供者に配分するということです。

この措置によって、障害部門において、適切なスキル、価値観、属性を持つ労働者を確保することを目指しています。

具体的には、次のようなことを狙っているとのことです。

  • 障害部門でのスキルアップを目指しているセラピストが高齢者ケア部門から移行してくることを促す。
  • 障害者支援員が正式な認定資格を取得できるよう学習を支援する。
  • 文化的に適切な障害者支援サービスを提供するためのスキルトレーニングと職場指導を通じて、アボリジニの障害者を支援する労働者の雇用を増やす。

詳しくは下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www.mediastatements.wa.gov.au/Pages/McGowan/2022/12/Funding-to-create-workforce-opportunities-in-the-disability-sector.aspx

menu