[WHO]障害者の健康の公平性に関するグローバルレポートを公表

2022年12月2日、世界保健機関(WHO)は、国際障害者デーを記念して、「障害者の健康の公平性に関するWHOグローバルレポート(WHO Global Report on Health Equity for Persons with Disabilities)」のリリースに関するハイブリッドイベント(WHO本部での対面式およびオンライン放送)を開催しました。

世界の13億人の障害者の多くは、医療サービス、公衆衛生、健康計画などにおいて一般の人々に比べて不公平な状態におかれていることから、2021年5月に開催された第74回世界保健総会において、加盟国は「障害者の達成可能な最高水準の健康に関するWHA74.8決議(resolution WHA74.8 on The highest attainable standard of health for persons with disabilities)を採択しました。

同決議において、WHO事務局長に対して2022年末までに障害者の達成可能な最高水準の健康に関するグローバルレポートを作成することを要請しており、この要請に応えて、WHOは、加盟国および障害および保健セクターの利害関係者と協議して、障害者の健康の公平性に関するWHOグローバルレポートを作成しました。

イベントでは、テドロス・アダノムWHO事務局長のあいさつや、レポートの解説、パネルディスカッションなどが行われました。

詳しくは下のサイトをご覧ください。
https://www.who.int/news-room/events/detail/2022/12/02/default-calendar/launch-of-the-who-global-report-on-health-equity-for-persons-with-disabilities

レポートは下にあります。(寺島)
https://www.who.int/activities/global-report-on-health-equity-for-persons-with-disabilities

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