[内閣府]防災に関する世論調査結果公表

令和5(2023)年1月10日、内閣府は防災に関する世論調査(令和4年9月調査)報告書を公表しました。

同調査の目的は、「防災に関する国民の意識を把握し、今後の施策の参考とする」ことです。

調査項目は、「自然災害について」、「地震対策について」、「風水害対策について」、「保険や共済の加入について」、「防災情報について」、「防災訓練について」、「被災者や被災地に対する支援活動について」、「自助、共助、公助に対する考え方について」となっています。

調査は、全国18歳以上の日本国籍を有する者3,000人に対して層化2段無作為抽出法により実施されました。

調査時期は、令和4年9月1日から10月9日までした。

有効回収数は1,791人、有効回収率59.7%となっています。

この調査には、障害者関連の設問として、基本属性に関する設問(F4)に、「あなたご自身もしくはあなたの同居する家族に、自ら避難することが困難な方や避難に時間がかかる方がいらっしゃいますか」というものがあって、更問(F4SQ)に「1.いる」と答えた方への質問」として、「自ら避難することが困難な方や避難に時間がかかる方は、どのような方ですか。」という質問があり、「1.高齢者、2.要介護認定者、3.重度の障害者、4.難病患者、5.妊婦、6.乳幼児、7.その他」という選択肢があります。

その結果はつぎのようになっています。

F4家族に自力での避難が困難な方や時間がかかる方がいるか

いる 499 28%
いない 1276 71%
無回答 16 1%

F4SQ家族の自力での避難が困難な方や時間がかかる方

高齢者 301 46%
要介護認定者 112 17%
重度の障害者 49 8%
難病患者 27 4%
妊婦 12 2%
乳幼児 100 15%
その他 47 7%
無回答 3 0%

「防災に関する世論調査報告書」(内閣府)を加工して作成

詳しくは下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://survey.gov-online.go.jp/r04/r04-bousai/index.html

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