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読みやすさについて-わかりやすくしていますか?アクセシブル・ライティングのためのメンキャップ・ガイドライン

わかりやすくする

序論

私達は皆情報を求めまた必要としているが、知的障害者は必要な情報を得る際、私達以上に困難に直面する。しかし情報の書き方や提供方法を変えることで、誰にとっても簡単に理解出来るようになる。
メンキャップは、情報を利用しやすくする方法を探すために、知的障害者や他の組織とともに活動している。私達に全ての解決策があるわけではなく、まだ間違いから学んでいるところではあるが、その活動は次第に形をなしてきている。

要点

多くの人々にとって読書は面倒で、むしろ録音テープや面と向かって情報を得る方を好むようだ。しかし文書で情報提供をしなくてはならない場合、それを理解しやすくするための方法がある。

明快でやさしい本を読んでいる子供達のイラスト 短い文や簡単な句読点を使う。特殊な用語は使わない。明快でやさしい本文(わかりやすい英語)にする。
大きな活字(少なくとも12ポイント)や読みやすい書体を使い、行間・字間を広くする。
黒丸点や囲み、イラストを使用して分りやすくしている資料のイラスト 要点をわかりやすくするために、黒丸点や囲みを使う。
本文理解の助けとなる写真、イラストまたはシンボルなどを使う。読者でない人にとっても、テーマが一目瞭然となることを目指す。
読者がシンボルを使い慣れている人だと分かっている場合を除き、抽象的なシンボルにあまり頼り過ぎないようにする。一つか二つの単純な絵によるシンボルを選び、単語の側に置く。

技術を使うこと

カセットテープのイラストとe-メールをしている人のイラスト 重要な情報は、録音テープやビデオで入手できるようにする。テープは短くする。テープを裏返すときや終了のときは必ず知らせる。
イーメールを送る場合、フォーマットが壊れる恐れがあることを忘れないようにする。壊れるとデータが更に判読しにくくなる。