1.視聴覚チャレンジド向け放送の普及に向けた取組
視聴覚障害者向け放送普及行政の指針①
1 目標期間
○2008年度(平成20年度)~2017年度(平成29年度)
(技術動向等を踏まえて、策定から5年後を目途に見直しを行う。)
2 主な内容
(1)字幕放送について1997年策定の行政指針からの主な改正点)
①字幕付与可能な放送番組の定義を拡大し、新たに以下の放送番組を字幕付与可能な 放送番組に含めることとする。また、新たに放送する放送番組だけでなく、再放送番組も含め、2017年度までに、対象の放送番組の全てに字幕が付与されることを目標とする。
- 複数人が同時に会話を行う場合以外の生放送番組
- 手話により音声を説明している放送番組
- 大部分が歌唱の音楽番組
②データ放送やオープンキャプションにより番組の大部分を説明している場合も、 字幕放送に含めることとする。
(2)解説放送について(新たに策定) 新たに行政指針を策定し、2017年度までに対象の放送番組の10%(NHK総合、民放キー局等)、 15%(NHK教育)に解説が付与されることを目標とする。