音声ブラウザご使用の方向け: ナビメニューを飛ばして本文へ ナビメニューへ

  

第3回アジア太平洋CBR会議

組織委員長 挨拶(案)

本日、ここに、常陸宮正仁(まさひと)殿下、同妃殿下のご臨席のもと、第三回アジア太平洋CBR会議を開催できますことは、大きな慶びであります。

また、海外からも多数のご参加をいただき、心から歓迎申し上げます。

第一回目のアジア太平洋CBR会議は、2009年にタイで開催され、その成果としてCBRアジア太平洋ネットワークが設立されました。その後、2010年にマレーシアでのCBR大会、2011年、フィリピンでの第二回会議、そして2012年、インドでのCBR世界会議と短期間に活発な活動が展開されています。

また、2010年に発表されたCBRガイドラインにより当初の「地域に根ざしたリハビリテーション」というCBRの目的は、「コミュニティにおけるインクルーシブ開発」といういわゆるCBIDへと発展しております。

本CBR会議においては、国内外の障害者団体、リハビリテーション機関、NGO・NPO、行政等の関係者が一同に会し、本会議・分科会を通じて、アジア太平洋地域で実施されているCBRの実践と成果等を共有するとともに、意見交換および交流を図ることとしております。

本CBR会議を契機に、アジア太平洋地域におけるCBR活動が、一層強化され、拡大していくことによって、人々がともに支え合い、協力し合って生きる、共生社会が築かれることを祈念し、開会の挨拶と致します。