障がい者制度改革推進会議 第32回(H23.5.23) 資料2-1-1
災害救援活動の概要
資料提供団体名:いわて肝友ネット(肝臓病患者会)
1.被災状況の確認
(1) 被災した障害者の安否確認を(①行った)
(2) 確認状況
岩手県 | 青森県 | |
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どのような人を対象に、調査したか | 当患者会会員 (在宅) |
当患者会会員 (在宅) |
① 調査対象の総数 | 20 | 11 |
② 調査をした人数 | 20 | 11 |
③ ②のうち不明 | 0 | 0 |
④ ②のうち死亡 | 0 | 0 |
⑤ ②のうち、支援を必要とする人の人数 | 5 | 0 |
2.被災者のニーズ把握と支援内容
(1) 被災した障害者のニーズ把握を(①行った)
(2) 被災した障害者への支援を(①行った)
(3) 震災直後から現在までの活動状況
ニーズ把握の概要 人数、内容の概要を県、市町村を明らかにしながら、ご説明ください。 |
支援内容の概要 人数、内容の概要を県、市町村を明らかにしながら、ご説明ください。 |
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① 震災直後~2週間まで | 電話が通じる方には電話で確認した。青森県八戸市などの沿岸地域に住んでいる方に電話で状況を確認したが被災した方はいなかった。 岩手県内はすべて電話が通じなかった。 |
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② 2週間~1か月まで | 携帯電話で連絡のあった方2名から被災状況を聞くことが出来た。 大船渡市、釜石市 |
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③ 1か月~現在まで | 1カ月経過してから郵便が配達され始めたので、手紙により被災状況、連絡先の確認をした。 岩手県大船渡市、釜石市、陸前高田市、宮古市、久慈市、大槌町、山田町、田野畑村。 |
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3.上記以外のその他の支援活動
- 被災した地域の方々には電話で体調を聞いたり、困っていることがないか聞いている。
- 他の会員に呼びかけて義援金を集めている。
4.支援での課題等
- 被災していない会員でも水道・ガスが復旧しないため厳しい生活が続いていますが、被災地が遠いことなどから支援できないでいる。
- 交通機関が回復していないので通院などが大変という方もいるが支援出来ていない。
- 当会員では大勢の避難所にいる方がいなかったので一応、普通の生活をしているが、今後の生活や、家族などが亡くなった方もおり、精神面の支援など必要と感じる。
- 津波被害の地域の会員は肝硬変・肝がんの患者も多く、今後の治療など心配が多いですが、その他の疾患の方も多く患者会としての対応が難しいです。