障害者自立支援調査研究データベース 事業実施報告内容 平成20年度 通番号137


項目 内容
通番号 137
番号 21
年度 平成20年度
指定テーマ 【一般】
事業名 障害児通園施設における障害種別を超えたアセスメントと多様な支援のあり方に関する研究
事業目的 本研究では、通園施設のあり方を検討するために、大きく3 つの目的を設定した。Ⅰ、介入・支援技法の妥当性の検討、Ⅱ附属子ども学園及び協力施設において蓄積されたデータ分析(日々のデータ及び過去のデータ分析)-計量テキスト分析法を用いて-、Ⅲ児童デイサービスのあり方の検討 である。特に、Ⅰで、提示された事例研究(アセスメントと多様な支援)を、Ⅱの新たな事例データの分析方法でどれだけ検証できるのか、その可能性について検討する。事例データの蓄積方法及び介入支援の検証作業の開拓を踏まえたうえで、Ⅲの今後の通園施設のあり方を検討していく。
事業概要 Ⅰ、介入・支援技法の妥当性の検討 ①通園児童に対するアセスメント、介入のあり方の検討。②介入・支援技法のプロセス評価・アウトカム評価。Ⅱ附属子ども学園及び協力施設において蓄積されたデータ分析(日々のデータ及び過去のデータ分析)-計量テキスト分析法を用いて- ①新しいスクーリング法の開発、②障害児のアセスメントシートの開発、③子ども学園方式の介入技法の標準化、汎用化、④障害児への介入技法の評価プログラムの特定化の検討 Ⅲ 児童デイサービスのあり方の検討 Ⅰ、Ⅱを踏まえ、複数の障害児通園施設へのヒアリング調査を実施し、新たな提言をまとめていく。
事業実施結果及び効果 [結果]附属子ども学園での蓄積データの分析、及び子ども学園における実践事例研究に基づき、アセスメント・介入・支援の現状の分析を行った。そこから、現在における通園施設の介入・支援方法のモデル性の可能性について論じた。その上で、他の障害児通園施設での介入研究、及びヒアリング調査を実施して、そのモデルの妥当性を検討し、計量テキスト分析法(テキストマイニング法)という新たな研究方法も導入して、今後の障害児通園施設のあり方の検討のための基礎データの蓄積を行った。これらを踏まえ、今後の通園施設のあり方について検討し、サービス・支援、援助の方向性等の検討も含めた提言を行っていった。[効果]計量テキスト分析法というデータ蓄積、解析のための方法を標準化することによって、実施プログラムの標準化・汎用化の道筋を示した。サービス内容の基礎内容及び個別対応加算などの算出に今後有効活用されることが期待される。
事業所/団体名称 学校法人 日本社会事業大学
事業所/団体〒 204-8555
事業所/団体住所 東京都清瀬市竹丘3-1-30
事業所/団体TEL 0424-96-3000
事業所/団体FAX  
事業所/団体EMail swri◎jcsw.ac.jp (◎を@に置き替えてください)
事業所/団体URL http://www.jcsw.ac.jp/
報告書 障害児通園施設における障害種別を超えたアセスメントと多様な支援のあり方に関する研究 平成20年度 研究報告書
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