障害者自立支援調査研究データベース 事業実施報告内容 平成20年度 通番号149


項目 内容
通番号 149
番号 33
年度 平成20年度
指定テーマ 【一般】
事業名 高工賃を支給できる仕事の開発と仕事場の実際 就労移行支援特例子会社や就労継続支援A型と地域、行政、企業との連帯
事業目的 1 私たちを取り巻く状況は、この不況の中大変厳しいものがあります。下請け作業に取り組む作業所は、仕事量が激減し請負単価が下げられ、利用者の工賃支給に苦労しています。
2 商品を作り販売する作業所も、商品の質の問題、量の問題で伸び悩んでいます。
3 「ものを活かす・ひとを活かす」という視点で「食品残さを活かした循環型養鶏」「食廃油を活かしたBDF燃料製造」「廃棄有機物を活かした土作り農業」に取り組んできたにんじん舎を例に、高工賃を支給できる仕事の開発と仕事場の実際に必要なものを探ります。
事業概要 鶏、農、分析、BDF、経営等専門家で組織する「仕事場モデル作成委員会」の助言指導を受けながら以下の取り組みをおこないました。
1 ものを活かす仕事おこしによる開発品(発行飼料、発酵肥料、BDF燃料等)の課題についての成分分析
2 分析結果をもとにした、専門機関による課題解決の助言指導
3 開発品の質向上維持のための、自己チェックシステムの確立
4 ひとを活かす仕事おこしによる仕事場構造化と作業工程化学習
5 研究結果の発信による、地域・行政・企業・就労系福祉事業所とのネットワークづくり
事業実施結果及び効果 捨てられるもの/あきらめられたひと/捨てるにはまだまだもったいないものが/たくさん捨てられていく/ひとつにひとりに/やれることなど/限りがあっても/ひとつひとつがひとりひとりが/持ち味を発揮したとき/「まんざら捨てたもんじゃないね」って/だれかに言ってもらえる気がする/キーワードは/確かな技術とてまひまをおしまないこと/このプロジェクトから次のことを学びました。
1 商品課題解決の手法と商品品質向上維持のチェックシステム
2 理念ルールの共有化がパワー創出、適材適所の配置と仕事場構造化、作業工程化がミスロス減少
3 対等なビジョンで思いを発信し、農商工連携、行政企業との連携
事業所/団体名称 社会福祉法人にんじん舎の会
事業所/団体〒 963-0663
事業所/団体住所 福島県郡山市下白岩町字波前場45
事業所/団体TEL 024-942-2444
事業所/団体FAX 024-942-2445
事業所/団体EMail ninjinsyanokai◎yahoo.co.jp (◎を@に置き替えてください)
事業所/団体URL  
報告書 ひとを活かす・ものを活かす「高工賃を支給できる仕事の開発と仕事場の実際特例子会社や就労継続支援A型移行と地域、行政、企業との連帯を考える」報告書
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