障害者自立支援調査研究データベース 事業実施報告内容 平成19年度 通番号150


項目 内容
通番号 150
番号 71
年度 平成19年度
指定テーマ 【一般公募枠】
事業名 福祉と教育との連携による知的・精神・発達障害者の就労支援の推進に関する研究事業
事業目的 創造性豊かな知的・精神・発達障害者が自立する為に、彼らの作品に注目・評価し、市場が充実している場にアウトプットするための知識・技術をもつ人材が不可欠である。本事業では社会福祉の志と、アート・デザインの専門性を兼ね備えた人材の育成・確保の為に教育分野と連携し福祉分野の人材資質の底上げを図る。また、彼らの作品を美術館とギャラリーで発表し、その芸術性を社会に広く問い確立することをあわせて開発研究を行う。
事業概要 1. 国内・海外/インターンシップ
(アトリエインカーブ・ギャラリーインカーブ・サントリーミュージアム)
2. 国内/ギャラリーインカーブ設置・運営
(ギャラリーインカーブ)
開催期日:9月28日~3月31日予定
3. 国内/新木友行(知的障害者)非常勤講師(金沢美大 色彩論)
開催期日:10月4日
4. 海外/NYアウトサイダー・アート・フェア2008出品
(ニューヨーク/フィリス・カインド・ギャラリー)
開催期日:1月25日~27日
5 国内/展覧会開催(サントリーミュージアム)
開催期日:1月22日~2月3日予定
事業実施結果及び効果 創造性に富む障がいがある人の芸術性に着目し作品の展示・販売などアートマネジメントの実践的習得しながら、福祉への志を持つ人材の育成を行った。金沢美大からインターンを受入れ、うち1人は昨年度から引続き参加し、長期に渡る人材育成の実践とした。ギャラリーインカーブでは、彼らの作品展示・運営を行った。美術専門家や愛好家が訪れ、作品が売れ始める手応えを掴んだ。サントリーミュージアム[天保山]では、彼らの作品を「現代美術」として展覧会が開催された。学芸員の作品選定にあたり、障がいよりもまずその芸術性に注目して頂いた。12日間に6千名超の来場者数と開館以来のマスコミ数を記録した。このように福祉・文化芸術教育の連携により次代を担う人材を育成し、彼らの作品の芸術性についても議論や評価をし始めるきっかけとすることができた。
事業所/団体名称 社会福祉法人素王会 アトリエインカーブ
事業所/団体〒 547-0023
事業所/団体住所 大阪市平野区瓜破南1-1-18
事業所/団体TEL 06-6707-0165
事業所/団体FAX 06-6707-0175
事業所/団体EMail info◎incurve.jp (◎を@に置き替えてください)
事業所/団体URL http://incurve.jp
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