障害者自立支援調査研究データベース 事業実施報告内容 平成20年度 通番号48


項目 内容
通番号 48
番号 1
年度 平成20年度
指定テーマ 【指定6】 発達障害者の地域支援を効果的に行うための調査研究事業
事業名 発達障害者の地域支援を効果的に行うための調査研究
事業目的 国際的に最も標準的に活用されているVineland Adaptive Behavior Scales 日本版の作成と標準化のための基礎的資料を得ることで、今後の日本語版作成によって発達障害児者の適応状況や生活・行動の困難度を評価できる仕組みを開発すること。本調査研究を実施することで、発達障害児者の障害程度区分判定などをより適切に実施することを可能にするための知見を集約し、発達障害児者への支援サービスの適正な提供を可能にしていくための知見を得る。
事業概要 ・ Vineland Adaptive Behavior Scales(VABS-Ⅱ)の日本版開発に必要な基礎資料を収集。翻訳、調査項目の検討、調査用紙の作成。
・ 発達障害児者に対する適応行動の標準化に向けた1,000人規模の実態調査を行う。
・ 作成した日本語版の調査用紙で聞き取り調査を行う。設問内容や表現の検討や、データの結果による標準化への検討を行う。
・ 聞き取り調査の実施、データ入力及び分析、適応行動の標準化への検討を行う。
事業実施結果及び効果 ・ 全国25 都道府県での1,000 人規模(定型発達、広汎性発達障害半数ずつ)でのVABS-Ⅱ日本語版試行版の聞き取り調査を実施した。
・ 広汎性発達障害の適応行動については、定型発達と明確に異なり、適応行動が低いレベルにある一方、不適応行動が著しく多く診られた。加齢とともに適応行動の差異は明確になっていた。
・ VABS-Ⅱ日本語版試行版を用いて、広汎性発達障害などの発達障害の適応状況を把握し、支援ニーズを評価することが可能であり、障害者福祉サービス提供をより実態にあった形にできることが明らかになった。
事業所/団体名称 特定非営利活動法人アスペ・エルデの会
事業所/団体〒 452-0821
事業所/団体住所 愛知県名古屋市西区上小田井2-187-201
事業所/団体TEL 052-505-5000
事業所/団体FAX 052-505-5000
事業所/団体EMail info@as-japan.jp (◎を@に置き替えてください)
事業所/団体URL http://www.as-japan.jp
報告書 発達障害者の地域支援を効果的に行うための調査研究
PDF HTML
menu