障害者自立支援調査研究データベース 事業実施報告内容 平成20年度 通番号62
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 通番号 | 62 |
| 番号 | 4 |
| 年度 | 平成20年度 |
| 指定テーマ | 【指定７】 精神障害者の円滑な地域移行のための地域体制整備に関する調査研究事業 |
| 事業名 | 精神科診療所における相談支援のあり方に関する研究 |
| 事業目的 | 精神障害者の地域生活を支援して行くに当たって、医療と福祉は切り離すことはできない。精神障害者のケアマネジメントにおいても、医療と福祉サービスを総合的に組み合わせることによって、当事者主体の回復に向けた支援が可能となる。 精神科診療所において、モデル的な相談支援(ケアマネジメント)を行い、その内容を精査解析することを通して、日精診版ケアマネジメントモデルを確定する。そのモデルの普及を通して、相談支援事業の評価指標の開発、より効果的な相談支援を実施する方法の開発を行う。 |
| 事業概要 | 仮のケアマネジメントシートなどのツールを用いて、日精診版ケアマネジメントモデル（仮）を作成した。全国約17ヶ所のモデル精神科診療所を抽出し、ケアマネジメント従事者に対する研修を行った。その研修をもとに各診療所でケアマネジメントを実施し、その実践をもとに報告会を開催した。その結果やアンケートの精査解析を通して、日精診版ケアマネジメントモデルを確定した。このモデルの普及をはかるためランタイム版を作成した。以上をまとめて、相談支援の評価指標の開発、より効果的に相談支援を実施する方法の開発を行う。 |
| 事業実施結果及び効果 | 日精診版ケアマネジメントモデルは医療・福祉共通のケアマネジメントツールとなる可能性がある。そのことによって、医療と福祉の連携をより一層強め、現状では支援の網の目をすり抜けてしまう事例への支援も可能となり、地域における重層的で、より効果的な相談支援体制の構築をはかることが可能になると考えられる。医療機関において相談支援を行っても対価は発生しないが、自らの提供するサービスが地域社会の総合的なサービスの中でどのような位置にあるのか意識しながら、このモデルが活用されることを期待したい。 |
| 事業所／団体名称 | 社団法人 日本精神神経科診療所協会 |
| 事業所／団体〒 | 151-0053 |
| 事業所／団体住所 | 東京都渋谷区代々木1-38-2 ミヤタビル802 |
| 事業所／団体TEL | 03-3320-1423 |
| 事業所／団体FAX | 03-3320-1426 |
| 事業所／団体EMail | office◎japc.or.jp (◎を@に置き替えてください) |
| 事業所／団体URL | http://www.japc.or.jp/ |
| 報告書 | 精神科診療所における相談支援のあり方に関する研究 報告書 |
