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開会あいさつ

司会●皆さん、こんにちは。お時間もまいりましたので、さっそく始めさせていただきたいと思います。罪を犯した障害者の地域生活支援に関する研究の研究成果発表会の開催にあたり、ひと言ご挨拶を申し上げます。

本日は厚生労働科学研究「罪を犯した障害者の地域生活支援に関する研究」研究成果発表会を開催しましたところ、たくさんの皆さまにお集まりいただき心より感謝申し上げます。この厚生労働科学研究田島班の研究は、平成17年度に始まりました「契約になじまない障害者等の法的整備あり方勉強会」が起点となり、平成18年より厚生労働科学研究の採択を受け、本年平成20年度まで3か年の研究事業としてスタートしてまいりました。

研究代表者をはじめ、本日発表していただく5名の研究分担者の方が研究協力者や研究助言者を募り、研究グループをそれぞれにつくっていただいて、それぞれが掲げたテーマに取り組み、6回の合同会議を経て研究をまとめました。

罪を犯した障害者の地域生活支援に関する研究にあたり、この分野の研究がこれまでになかったために、手探りの状態からのスタートとなりましたが、法務省や厚生労働省の厚いご支援もあって、刑事施設及び少年院における知的障害者の実態調査、次に罪を犯した障害者の受け入れのための実践方法、フローチャートの作成、合同支援会議の実施、またモデル的な矯正施設からの受け入れ、また更生保護施設をはじめ各実態調査などを実施して政策提言等に結びつけてまいりました。この提言や各年度の研究報告が短期間のうちに地域生活定着支援センターをはじめ、様々な制度に結びついていったことを本当に嬉しく、ありがたく思っております。

また多くのマスコミにも取り上げていただき、その報道により、たくさんの皆さまに関心や問題意識を持っていただけたことも、この研究の成果ではなかったかと思っております。

しかしこの研究を行っているこの3年間の間にも、2度も、全国ニュースにもなった、起きてはいけない事件が起きてしまいました。この田島班の研究を通じ、障害のある方が関わる痛ましい事件や事故がなくなるとともに、罪をつぐなった方が再び罪を繰り返すことのないよう、本日ご出席の皆さまをはじめ、関係機関の皆さまのますますのお力添えをいただきますことを重ねてお願いしたいと思います。

最後になりましたが、研究分担者をはじめ関係者の皆さま、調査にご協力いただいた多くの法人、施設の皆さまに、この場をお借りしお礼を申し上げます。この後、限られた時間ではございますが、お手元の資料をもとに、研究分担者の報告、研究代表者の総括の報告、最後にディスカッションという予定で進めさせていただきたいと思います。不行き届きの点もあろうかと思いますが、何卒最後までよろしくお願い申し上げます。簡単ではございますが開会の挨拶とさせていただきます。本日はどうぞよろしくお願いいたします。

それではさっそくスケジュールに基づきまして、研究分担者の報告をしていただきたいと思います。