JANNET研究会「カンボジアの村人たちはどうして障害に取り組んだのか?」概要

概要

今日、最初にお話ししていただくのは沼田千妤子さんです。公益社団法人日本発達障害連盟の事務局長を長く務められております。JANNETでも役員を何年かされていました。今日、お話しいただくカンボジアの事業は、障害者の方を巻き込んだインクルーシブな開発事業で、私自身も前々から非常に興味がありました。大変お忙しい方で、なかなかこういった機会を持てなかったのですが、今回お話いただける運びとなり、とても楽しみにしております。今日は最初に30分~40分位、沼田さんからお話ししていただき、休憩を挟んでから2つのグループに分かれてグループディスカッションをしていただいて、その内容を発表していただき、最後にまとめという流れでいきたいと思います。沼田さんの話をお聞きになって、これから私達はどのようにインクルーシブな開発をしていくかという視点で、皆さん活発な議論をしていただけたら有り難いと思っております。それでは沼田さん、宜しくお願いします。

これからお話しするカンボジアでの事業は2003年に着手後、2005年に事業を開始し、2011年に連盟は事業から撤退しました。その間約6年間、連盟として事業を行っていました。私達が撤退した後も村の中で事業として発展していますので、事業のその後ということでお話しします。また、課題が残ったので、その課題への取組を別事業として、同じ地域でパイロット的にしています。今回の研究会のために、反省点やなぜそういうことが起きたのか、上手くいかなかったことは何なのかという点をお話しするようにとご依頼をいただきましたので、自分達でレビューするつもりでお話をします。システマティックにやっているわけではないので、皆さんのお力をお借りして出来ればと思います。まず、にどんな事業だったのかざっとお話しをして、今どのようになっているのか、どのように私達が考えているかについてお話しします。

目次

・はじめに

・講演「カンボジアの村人たちはどうして障害に取り組んだのか?」

・グループディスカッション

・おわりに

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