この冊子は、2016年度に日本財団のご協力を得て、公益財団法人 日本障害者リハビリテーション協会が実施した、「CBID*研修プログラム開発事業」の報告書です。
当協会は、2015年に、CBRアジア太平洋ネットワーク、障害分野NGO連絡会(JANNETとともに第三回アジア太平洋CBR**会議を共催しました。一方、世界保健機関(WHO)、国際労働機関(ILO)、ユネスコ、国際障害開発コンソーシアム(IDDC)は、CBRの実務的提案を発表したCBRガイドラインで、CBRの目的はCBIDであると明記しました。それを受けて当協会は、国内でCBIDに近い実践を行っている事例を集めて国内CBID事例集を日本財団のご支援により作成しました。
その延長線上で、CBIDの考え方がさらに国内の他の地域にも広がることを願って、2016年度「CBID研修プログラム開発事業」を日本国内3つの地域(中山間地域:富山県入善町(NPO法人工房あおの丘)、地方都市:松本市の新村(にいむら)地区、中核都市:名古屋市(一般社団法人しん))にてワークショップを実施しました。
1.はじめに
2.プロジェクトの概要とスケジュール
3.総括
3-1 地域に根ざした共生社会づくり(CBID)について
3-2 SDGsの視点
3-3 地方創生の視点
3-4 包括的な視点を常に活動の中に取り込みながら実践する
3-5 地域の「できることもちより力=相互支援力」の開発
4.地域に根ざした共生社会づくり(CBIDプログラム)
4-1 解説
4-2 事業計画
4-3 できることもちよりワークショップマニュアル
4-3-1 キーパーソン発掘
4-3-2 事例作成
4-3-3 準備マニュアル
4-3-4 当日プログラム
4-4 診断・評価ツール
4-4-1 プロジェクト概要図
4-4-2 CBRマトリックス
5.共生社会づくりに基づく実践報告
5-1 解説
5-2 事前準備
5-2-1 一般社団法人しん
5-2-2 松本大学
5-2-3 工房あおの丘
5-3 ワークショップ実施
5-3-1 一般社団法人しん
5-3-2 松本大学
5-3-3 工房あおの丘
5-4 チラシ
5-4-1 共通
5-4-2 一般社団法人しん
5-4-3 松本大学
5-4-4 工房あおの丘
6.12月4日振り返りの会での「総括」
7.企画委員リスト