JANNET研究会 ポストMDGsと障害で話題の「障害インクルーシブな開発とは?」報告書 概要

概要

1993年に設立された障害分野NGO連絡会(JANNET)は2013年に20周年を迎えました。その間に障害分野での国際的な動きはめまぐるしく、国連ESCAP(アジア太平洋経済社会委員会)決議のアジア太平洋障害者の十年(1993-2002)、第二次アジア太平洋障害者の十年(2003-2012)というアジア太平洋地域で障害分野の政策向上等に各国が取り組んできました。そして2006年には国連障害者権利条約が制定されました。民間団体でもアジア太平洋地域での活動は活発に行われ、JANNETの会員団体も積極的に参加してきました。

JANNETでは、これらの動きを念頭に、障害者と家族が草の根レベルでより住みやすくなるために実践されているCBR(地域に根ざしたリハビリテーション)の理念や実践例を学ぶ機会を設けてきました。

今後、MDGs(ミレニアム開発目標)後の動きが国際的に議論される中で、インクルーシブな地域づくりとその促進が共通課題として取り挙げられています。

そうした背景をもとに、2013年10月27日にJANNETはポストMDGsと障害で話題の障害インクルーシブな開発とは?という研究会を開催しました。

基調講演者にインドのモビリティ・インディア代表のアルビナ・シャンカーさんをお招きし、日本国内での取り組みとして、一般社団法人草の根ささえあいプロジェクト代表の渡辺ゆりかさんからご報告いただきました。後半には小グループに分かれて、CBRを実際に参加者に使ってもらうワーショップを行い、ファシリテーターにはNPO法人起業支援ネットの鈴木直也さんにお引き受けいただきました。

目次

はじめに

プログラム

主催者挨拶

来賓ご挨拶

CBID概要説明

講演 アルビナ・シャンカー

講演 渡辺ゆりか

まとめ【ワークショップの発表】

講師プロフィール

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