先ず、第1章でCBR(Community-basedRehabilitation)の概念とその変遷について、第2章でCBR実践の類型とJICAによる協力事例を記載しています。第3章でCAHD(CommmityApproachtoHandicapin Development)に関する分析を行っています。CAHD(CommunityApproachestoHandicapinDevelopment:開発における障害へのコミュニティーアプローチ)は、バングラデシュのNGO(非政府組織)であるCDD(Centrefor DisabilityinDevelopment)が1996年に開発したものです。バングラデシュ以外では南アジア諸国においてCAHDプログラムに取り組んでいます。ここではCBRとの相違点とCAHDの優位点についても述べています。第4章では先進国における地域ケアの取り込み事例を日本を含めて紹介しています。
第1章 CBR(Community-basedRehabilitation)の概念とその変遷
1-1 CBRに関する関心の高まりと主な論点 …1
1-2 リハビリテーション及び障害の概念の変遷 …4
第2章 CBR実践の類型とJICAによる協力事例
2-1 CBR実践の類型 …21
第3章 CAHD(CommmityApproachtoHandicapinDevelopment)に関する分析
3-1. CAHDの出現とその概念 …24
3-2. CAHDの実践 …26
3. CBRとの相違点とCAHDの優位点 …31
第4章 先進国における地域ケアの取り込み事例
1) 日本 …34
2) 米国 …36
3) 英国のコミュニティケア制度 …38