[ロボット]自閉症児の学習を支援するロボット

リハ協ブログ2018年5月27日より転載

ロボットカインド(Robokind)という米国ダラスに拠点を置く企業が開発した自閉症児の学習を支援するヒューマノイドタイプのロボット「ミロ(milo)」が、ダラスのトム・C・グーチ(Tom C. Gooch)小学校で授業を始めたとのことです。

ミロは、身長70cm以下、青色の手足で胸のところに小さなモニターテレビが埋め込まれていて、大きな人形のようなものです。

ミロは、自閉症児にソーシャルスキルやエモーショナルスキルを教えます。自閉症児に教育するためのプログラムを内臓しており、何度も、繰り返し指導します。

生徒はiPadを使って質問の答えなどを入力します。また、特別教育担当教員がそばにいて、やはりIPadを使って指示をしたりすることができます。

価格は、1年目が2万ドル、2年目以降は、年間3,250ドルで授業内容が更新されます。

詳しいことは、ロボカイントのウェブサイト(https://robokind.com/)をご覧ください。ビデオもたくさんあって面白いです。(寺島)

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