リハ協ブログ2018年5月7日より転載
IBMの「コンテント・クラリファイヤー(Content Clarifier)は、モバイルホン、ウェブ上、PCから利用できるアプリケーションソフト(Application Programming Interface (API))です。このソフトは、IBMのワトソン(Watson)という一種の人工知能と、ブルーミックス(Bluemix)というクラウドサービスを用いて、文章を分析・圧縮し、内容を分かりやすく表示してくれます。
難解な用語をわかりやすい用語に変換したり、語順を変えたり、言い換えたり、関連した内容を追加したりします。例えば、音声化、画像や地図を追加、ウェブサイトにリンクするなどです。
このソフトにより、時間の節約が図れたり、外国人、知的障害者、認知機能の低下した高齢者などの理解の助けになることなどが期待されています。また、機能をより個人的な内容にカスタマイズすることで自閉症などによる認知障害を補い、それらの人々のコミュニケーション支援に役立つことも考えられています。
正確には下のIBMのサイトをご覧ください。(寺島)
http://contentclarifier.mybluemix.net/