[東京都]新型コロナウイルス感染症が疑われる聴覚障害者向けに遠隔手話サービスを開始

リハ協ブログ2020年4月30日より転載

新型コロナウイルス感染症が拡大する中、感染が疑われる聴覚障害者が区市町村の手話通訳等派遣事業を利用する場合、通訳者への二次感染が心配されることから、東京都は、聴覚障害者が安心して医療機関等を受診できる体制を整備するため、令和2(2020)年4月28日から遠隔手話サービスを実施しています。

このサービスは、新型コロナウイルスの感染が疑われる聴覚障害者が、医療機関の受診において手話通訳を必要とする場合、スマートフォン等のテレビ電話機能による遠隔手話通訳を利用できるというものです。対象は、都内在住の聴覚障害者で、新型コロナウイルスの感染が疑われ、「新型コロナ外来(帰国者・接触者外来)」の受診が必要な人となっています。

新型コロナ受診相談窓口(帰国者・接触者電話相談センター)」やかかりつけ医により「新型コロナ外来(帰国者・接触者外来)」への受診が必要と判断された場合、受診前に、居住地の区市町村相談窓口(手話通訳派遣窓口)に手話通訳派遣依頼を行うことで、受診の際に都が委託した手話通訳センターのオペレーターによりリアルタイムで手話通訳を利用できるということです。自分のスマートフォン等にアプリをインストールして利用します。

正確には下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2020/04/27/10.html

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