デジタル録音図書の国際標準規格として誕生したDAISYは、マルチメディア化され、視覚障害者だけでなく、認知・知的障害者等にも有効であることがわかってきました。講演会記録・報告書等から国内外のDAISYの取り組みについてご紹介します。
障害等の理由から読むことが困難な人に、読みやすい(Easy-to-Read)図書を提供するためのガイドラインや取り組みについてご紹介します。読みやすい図書センター(スウェーデン)等のガイドラインを掲載しています。
IFLAは、図書館・情報サービスおよび利用者の利益を代表する国際的な機関であり、 現在は150カ国から1500以上の図書館および情報関連団体が加入しています(2014年5月現在)。IFLAの活動のうち、障害者の情報アクセスと著作権問題についての取り組みに焦点を当てて関連する情報を掲載しています。
図書館の「印刷字を読めない障害(print disability)のある人」、「図書館利用において不利な立場にある人(Library Serving Disadvantaged Persons)」へのサービスについてご紹介します。
印刷字を読めない障害のある学生にも平等な情報のアクセスを保障するために、米国では全国指導教材アクセシビリティー標準規格 (NIMAS)として、ANSI/NISO Z39.86(DAISY3)規格を採用しました。NIMAS報告書のほか、電子テキスト、音声テキストを使用した研究についてもご紹介します。
ここでは、障害のある青少年に本を楽しむ機会を提供するため、特別なニーズのある青少年のために製作された本を選定し、一般に広めるためのプロジェクトを行なっている国際児童図書評議会(IBBY)の取り組みや推薦図書を紹介します。また、国内外の布の絵本、さわる絵本等のバリアフリー図書やその活動についても紹介します。
DAISYの普及等、情報アクセスの取り組みを考える上では、障害のある人がアクセシブルな形式を通じて著作物へアクセスすることを、著作権法で保障されているのかどうかという視点は欠かすことができません。各国の著作権法の現況がわかるような情報を収集していきます。
情報通信機器や情報サービスをすべての利用者にとって利用しやすいものにするために国内外で法律や規格の制定が行われています。米国リハビリテーション法508条第1194部の日本語訳、アクセシビリティに関する基本的な考え方やQ&A、アクセシブルなウェブサイトの作り方を掲載しています。
岡本真理さんは17年間、継続してマリタイムスを発行してきました。マリタイムスは、日常生活や社会で起こった出来事に対して、真理さんが感じたことを 自分自身の言葉で綴り、手書きで封筒に1人1人の宛名を書き、季節の切手を貼って ポストに投函しています。DINFでは真理さんが心をこめて執筆しているマリタイムス を多くの方々に読んでいただきたいと考え、マリタイムス124号(2009年10月号)よ り紹介しています。
発達障害のある大学生・ユニコさんを育ててきたお母さんが、これまでの子育てを振り返り、想いをつづる、全25回のシリーズです。