リハ協ブログ2020年9月16日より転載
令和2(2020)年9月15日、国土交通省は、第1回「道路空間のユニバーサルデザインを考える懇談会」を開催しました。
同懇談会は、「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(バリアフリー法)」に基づき定められている「移動等円滑化のために必要な道路の構造に関する基準を定める省令(「道路移動等円滑化基準」)の見直しのために以下の事項の検討を行うために設置されました。
同懇談会は、有識者、障害者団体等関係団体、事業者、官公庁がメンバーになっており、座長は、埼玉大学大学院理工学研究科の久保田尚教授が務められています。
第1回の会議では、同懇談会の設置目的、道路におけるユニバーサルデザインに向けた取組状況、道路法等の改正、旅客特定車両停留施設の道路移動等円滑化基準(バリアフリー基準)の策定、歩行者利便増進道路の構造基準の策定、今後のスケジュール等について事務局からの説明の後意見交換が行われ、 旅客特定車両停留施設の道路移動等円滑化基準および歩行者利便増進道路の構造基準の策定についての方向性、および、同懇談会の今後のスケジュールについて了承されたとのことです。
同懇談会は、令和3年2月頃まで4回開催される予定とのことです。
詳しくは下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www.mlit.go.jp/road/ir/ir-council/universal-design/index.html