[ロボット]分身ロボットで重度身体障害者によるICT在宅農福連携モデル実証実験を実施

リハ協ブログ2020年11月24日より転載

2020年11月24日、公立大学法人宮城大学によれば、同大学は、有限会社伊豆沼農産と 協同でICT在宅農福連携モデル実証実験を開始するとのことです。

この実験は、株式会社オリィ研究所が開発した分身ロボット(OriHime)を重度身体障害者(OriHimeパイロット)が操作することで、「〈農業の人材確保〉と〈重度身体障害者の就労〉2 つの課題を ICT で同時に解決する!」としています。

11 月 24 日(火)~ 12 月 6 日(日)の期間中に2つの実証実験「①事前の製造現場,販売・接客研修」「②物産展・アンテナショップでの販売・接客支援」を行い、①農産物の販売の「プロモーション活動の強化」、②重度身体障害者の「新たな就労機会の創出」、③

重度身体障害者の方を農村地域と都市の「つなぎ手」に育成という3つの取り組みを行うとのことです。

なお、この研究は,一般財団法人新技術振興渡辺記念会の「科学技術調査研究助成(令和元年度下期)」の助成を受けて実施しています。

詳しくは下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www.myu.ac.jp/academics/news/folder003/4139

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