[英国]がん患者に対する職場差別に関する調査

リハ協ブログ2013年6月10日より転載

がん患者を支援する慈善団体であるマクミラン・カンサー・サポートの調査によれば、英国には平等法が導入されたにもかかわらず、職場での差別を経験するがん患者の数は、増えているとのことです。例えば、がんの治療を終えて、職場に復帰したひとの37%が差別を経験したと言っていますが、この割合は、2010年には23%でした。また、職場に復帰したものの嫌がらせのために10人に一人が退職しているとのことです。8人に一人は、雇用主が合理的配慮をしてくれなかったと言っています。医療機関への通院のための休暇がもらえない、昇進の機会を失った、雇用主や同僚による不公平な労働の割り振りによる虐待を受けたなどが報告されています。詳しくは、下のURLをご覧ください。(寺島)

http://www.macmillan.org.uk/Aboutus/News/Latest_News/Riseincancerpatientsfacingdiscriminationatwork.aspx

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