[英国]ユニバーサル・クレジット

リハ協ブログ2013年4月29日より転載

2013年4月26日、労働年金局がホームページを更新し、一連の福祉制度改革を紹介するページを設けました。その中には、これまでこのブログで紹介してきました、個別自立手当(Personal Independence Payment :PIP)、労働年齢の人に対する手当上限制度(Cap on the amount of benefits)も含まれていますが、ユニバーサル・クレジット(Universal Credit)の紹介もされています。

ユニバーサル・クレジットは、労働年齢の人が受給するincome-based Jobseeker’s Allowance、income-related Employment and Support Allowance、Income Support、Child Tax Credits、Working Tax Credits、Housing Benefit手当を統合した手当です。

この手当は、失業者、または、働いているが収入の低い人が対象です。ユニバーサル・クレジットの受給者が仕事に就いても収入が低い場合手当が継続されることが特徴です。

この手当の導入は、一部の地域で2013年4月から試行的に実施され、2013年10月から全国で実施されます。2017年の経過期間終了までに現行の手当制度からこの手当に移行することを求められています。

詳しくは、http://www.gov.uk/government/policies/simplifying-the-welfare-system-and-making-sure-work-pays/supporting-pages/introducing-universal-creditをご覧ください。(寺島)

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