[英国]介護者週間

リハ協ブログ2013年4月12日より転載

2013年6月10日-16日は、英国の介護者週間(Careers Week)とされ、いろいろなイベントが催されます。主催者によれば、介護者週間は、全英規模のキャンペーンプログラムで、介護者と被介護者の生活改善を目的にしています。エイジ・UK(Age UK)、ケアラーズ・トラスト、ケアラーズ・UK(Carers UK)などの慈善団体が共催しています。

この催しは、毎年実施され、今年のテーマは、「ケアの準備はできていますか?(Prepared to Care?)」で、毎日6,000人ずつ介護者が増えており、介護には、時間と、エネルギーと、費用がかかり、孤立してしまうこともありうることから、介護者がどのように対応したらよいか、増え続ける介護者に政府がどのように効率的に支援すればよいか、将来の介護に備えてより多くの人々が準備をしなければならないのかについて焦点を当てるとのことです。

介護者の定義は、「賃金の支払いを受けないで家族や友人の介護をする人」で、英国には約650万人介護者がおり、50代の介護者が多いが、60歳以上の介護者も150万人いるとのことです。

詳しいことは、http://www.carersweek.org/をご覧ください。(寺島)

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