リハ協ブログ2013年5月11日より転載
2013年5月9日、英国労働年金局(Department for Work and Pensions)は、「手当制度における詐取と誤払い:2012/13年推計暫定版(Fraud and Error in the Benefit System: Preliminary 2012/13 Estimates)」と題する報告書を発表しました。この報告書は、詐欺行為や計算間違いなどで、労働年金局や地方自治体が、所得補助手当(Income Support)、求職者手当(Jobseeker’s Allowance)、年金クレジット手当(Pension Credit)、家賃補助手当(Housing Benefit)などについて、どのくらい手当を過払いまたは未払いしているのかを、2011年10月から2012年11月までのサンプル調査によって推計しています。
その結果は、次のようなものです。
最近は、わが国の年金制度について話題にされることはなくなりましたが、このような調査を日本でも実施してほしいと思います。
詳しくは、http://research.dwp.gov.uk/asd/asd2/index.php?page=fraud_errorをご覧ください。(寺島)