[英国]眼の健康のための政府計画

リハ協ブログ2013年9月18日より転載

ウェールズ政府が、眼の健康を改善するための政府計画を発表しました。その計画の名前は、「ともに健康を:ウェールズの眼の健康のためのケア提供計画2013-2018(Together for Health: Eye Health Care Delivery Plan for Wales 2013-2018)」です。

もともと、ウェールズは、眼の健康に対して関心が深く、2002年から眼疾患の早期発見のための事業を実施してきましたが、そのおかげで、眼疾患がみつかった患者の半分程度が完全に失明しなくて済んだということです。今後、高齢者人口の増加によって2020年までには、失明者が22%増加すし、2050年までには、50%増加すると予想されていることから、さらに強力な政府計画を作り、失明を予防しようとするものです。

具体的には、老人ホームで定期的に眼の検査を実施する、だれでも近所で眼の治療が受けられる、眼鏡士を活用して、必要もないのに病院を受診する人を少なくするなどが計画されています。

くわしいことは、下のサイトをご覧ください。(寺島)

http://wales.gov.uk/topics/health/publications/health/strategies/eye_plan/?lang=en

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