[英国]最後のレンプロイ工場が閉鎖

リハ協ブログ2013年10月30日より転載

ガーディアン紙によれば、最後に残った3つのレンプロイ工場が10月31日に閉鎖されるとのことです。レンプロイは、もともと「障害者(雇用)法(the Disabled Persons (Employment) Act)」に基づき1945年に設立された政府が運営する福祉工場です。最初は福祉工場でしたが、現在は、いろいろなビジネスも手掛けています。しかし、レンプロイの福祉工場には多額の補助金が交付されているにもかかわらず、効率が悪い、特殊な職場環境で障害者を働かせている等の批判があり、政府が2012年中に54の工場のうち、不採算の36の工場への補助金をカットしたために、これらの工場が閉鎖されました。残った18の工場のうち、15は売りに出され、最後に残った3つの家具工場がこのたび閉鎖され、67年に及ぶ政府が運営する福祉工場の歴史を閉じるということです。詳しい内容は、次のURLをご覧ください。(寺島)http://www.theguardian.com/society/2013/oct/30/remploy-factories-close-disabled-workers

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