[英国]知的障害者の法律相談に関する調査結果

リハ協ブログ2013年8月5日より転載

ブリストル大学ノラ・フライ研究センター(The Norah Fry Research Centre)は、メンキャップ(mencap)、法律サービス委員会(Legal Services Board)、および、法律サービス消費者委員会(Legal Services Consumer Panel)の依頼を受け、知的障害者の法律相談に関する調査を実施しました。そして、その報告書「知的障害者が法律について助言を必要としたとき何が起こるか?(What happens when people with learning disabilities need advice about the law?)をこのたび公表しました。

調査は、90人の知的障害者、26人の家族介護者、9人の法律専門家を調査しました。その結果、法律相談がどのように役にたつのかについて知的障害者はよく理解しておらず、身近な人に支援を求める傾向があること、家族介護者は、多くの場合、法律家の助言を求めるよりも、インターネット、チャリティー団体、支援団体に頼りがちであることなどが明らかになりました。報告書は、下のURLからダウンロードできます。(寺島)

http://www.mencap.org.uk/sites/default/files/documents/What%20happens%20when%20people%20with%20learning%20disabilities%20need%20advic.pdf

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