[英国]日常生活用電子機器貸出制度

リハ協ブログ2013年9月5日より転載

ディスエイブルド・リビング財団(Disabled Living Foundation)は、ロンドンにある全国規模のチャリティ団体です。このたび、保健省からの委託を受け、日常生活に役立つ簡単な電子機器を貸し出す事業を始めました。その意図するところは、簡単な電子機器でも障害者の生活の質を改善するために役立つにもかかわらず、特に高齢者は、どのような機器かを知らないで、そのような機器を使うことを恥だと思って使わないでいることが多いため、この事業では、最長2週間無料で機器を貸し出します。

具体的には、相手の写真が貼ってあるボタンのついた電話機などの記憶を助ける機器、色識別装置など視覚を補助する機器、緊急通報装置など介助者とのコミュニケーションを図る装置などたくさんのものがあります。この財団は販売はしていません。また、貸し出しは無料ですが、保証金が必要です。また、郵送料は利用者負担になっています。

詳しいことは、http://www.dlf.org.uk/libraryをごらんください。(寺島)

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