[英国]社会的企業を支援する投資家に所得税減税

リハ協ブログ2014年3月22日より転載

英国政府は、2014年予算案のなかで、投資家が新規に社会的企業に投資することを奨励するために、その投資額の30%を所得控除するとのことです。すなわち、投資額の30%を所得から控除されるので、投資することで所得税が減るということになります。この控除率は、企業投資制度(Enterprise Investment Scheme:EIS)やベンチャーキャピタル信託(Venture Capital Trusts:VCTs)等、いわゆるエンジェル税制と呼ばれている控除率と同じです。適格な社会的企業に対する290,000ポンド(3年間)までの投資が対象になります。

英国は社会的企業に対するさまざまな支援策を実施して、政府の社会福祉に対する負担を減らそうとしていますが、今回もその対策の一環です。

予算書(BUDGET 2014)は、下のサイトで読むことができます。(寺島)

https://www.gov.uk/government/uploads/system/uploads/attachment_data/file/293759/37630_Budget_2014_Web_Accessible.pdf

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